こうです。義について続けて、福音書の中から見ました。
●マタイ5:6・10・20
義に飢え渇いている者は幸いです。その人は満ち足りるからです。
義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
まことに、あなたがたに告げます。もしあなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさるものでないなら、あなたがたは決して天の御国に、はいれません。
・ここはキリストの山上の説教の箇所である。キリストは義にかわいているもの、義のため迫害されているものが幸いであるといわれる。またその義がパリサイ人らのものに勝るものでなければならないという。
●マタイ6:33
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
・これもキリストの山上の説教の箇所に含まれる。ここで日常の生活に必要なものは義を求めた時に与えられるといわれる。
●マタイ21:32
というのは、あなたがたは、ヨハネが義の道を持って来たのに、彼を信じなかった。しかし、取税人や遊女たちは彼を信じたからです。しかもあなたがたは、それを見ながら、あとになって悔いることもせず、彼を信じなかったのです。
・ここでキリストはたとえ話を持って、パリサイ人を責めておられる。
●ルカ18:14
あなたがたに言うが、この人が、義と認められて家に帰りました。パリサイ人ではありません。なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」
・ここでキリストはパリサイ人と罪人の祈りのたとえ話をされる。そして、罪を悔い改めた者、つまり罪人の方が義と認められたといわれる。
●ヨハネ16:8・10
その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。
また、義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなるからです。
・ここでキリストはご自分が天に昇られてから、御霊を遣わすと弟子たちに言われる。
以上です。
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Koh Aoki 青木 光
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