Subject:
詩篇86篇 御名の栄光(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/06/08 16:17
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

主の御名の栄光について続いてみました。

●第2サムエル記7章

ダビデは自分が立派な宮殿に住んでいるのに、主が天幕の中にいることを考え、
主のために神殿を建てようとした。預言者ナタンは一度はそれを勧めたが、主か
らそのようにしないように命じられたので、ダビデに告げたところ、ダビデは主
に従った。

この箇所では主の御名についてまず、「万軍の」主という言い方が使われてい
る。これは主が力強いという意味であり、詩篇86篇に書いてあることでは、8節
の主は並ぶ者がないほどの偉大さ、13節のよみの深みから救い出す、等がつながる。

ダビデの答えの中では、今まで学んだことがたくさん出てきている。それは、出
エジプトについてや詩篇86篇に使われている言葉である。

「しもべ」 詩篇86:2, 16 第2サムエル記7:19, 25, 27, 28, 29
「大いなる~」 86:10, 13 7:21, 22, 23
「御名を崇める」 86:9, 12 7:26

出エジプト記32-34章では、御名の栄光は、民に対する命令とみわざによって表
されることを学んだがそれはこの箇所にも出てきている。まず神はダビデに対し
て命令していることによって、全知を治める主であることを表している。そし
て、ご自分の御子をこの世に送ることも預言されており、過去の歴史の贖いのみ
わざについても書かれている。これらのことがらにおいて主の栄光が表されている。

イスラエルという国は、主がご自分の御名を中心に据えられた国であるので、民
は主の御名に倣い、主の御名のようにならなければならない。そうなることで、
イスラエルは他の国に優って栄光が与えられ、高く上げられるのである。

-- Shou Itou E-Mail: shou_itou@parkcity.ne.jp