Subject:
詩篇87篇「火曜日の聖書研究」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/06/14 10:54
To:
"Saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

前回は87篇の構造はキアスマスで、5節がその真ん中であると言っていた。
構造は1-3節と、4節、5a節、5b節、6節、7節の六つにわけていた。
1ー3節と5b節は並行していて、その内容は都を建てるということである。

4節と6節のBのところは国々の民も登録されるということである。
そして、5a節と7節の並行は特別なシオンの人のことである。
5節のだれもかれもというのはすべての全地球の人をあらわしている言い方である。

6節のここというのはシオンのことをあらわしているとも読める。
しかし、ヘブル語ではここはあそこということばになっている。
7節の頭には実はそしてということばがはいっている。

7節のあなたの中にあるというのは、どこの中をあらわしているのか。
87篇はシオンについて歌っているということは確かである。
前回の人は構造を通して都完成と人間完生ことが同じであると言っている。

また、7節の私の泉といのち(生まれる)ということが、つながっているとも言っていた。
4節5節と6節のここで生まれたというのはみな同じことばである。
他にはABABという構造も考えることができる。

その場合は1-3節と、4-5a節と、5b節と、6-7節になる。
基本的にはさっきのABCABCの構造とはほとんど変わらない。
5b節の頭にはこうしてというのがあるので、ちょっとそこはいやらしい感じがする。

87篇を読んだときに、国々が生まれたというテーマがすごく目立つ。
このような短い詩篇のなのに、その中に国々の名前までもがはいっているからである。
ラハブとかバビロンはほかの国々の都である。ラハブはエジプトのことである。

神様の都シオンと他の国々の都であるラハブやバビロンが並行している。
ここで生まれた者として登録されるというのは、いのちの書に名前が書かれるということである。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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