Subject:
詩篇87篇 生まれる(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/06/14 13:22
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

生まれるというテーマはこの詩篇の中で重要なテーマなので、どのようなものな
のかをまとめました。

聖書の中で目立つものの一つは系図である。創世記5章にはアダムからノアまで
の系図が書かれている。また10章にはノアの息子たちセム、ヤペテ、ハムの子孫
について書かれている。他にも歴代誌、エズラ記などには細かい系図がある。こ
れらの系図は律法が与えられたあとの時代にとても大切な役割を果たす。なぜな
ら、それによって誰が祭司の家族なのかが分かるからである。それで神殿が破壊
されたバビロン補囚以降に系図を失った者たちは祭司として働くことができなく
なってしまったのである。

この詩篇で強調されていることの1つは異邦人も同じ系図に入ることができると
いうことである。異邦人がイスラエルの系図に入るためには誰かの養子になる必
要がある。例えば、ヨシュアと一緒にカナンの地を偵察に行ったカレブはカナン
人であったが、養子にされたので、第1歴代誌では系図に入ることができる。彼
はイスラエル人のユダ族なのである。

新約時代にパウロは手紙の中で何度もユダヤ人とギリシャ人、異邦人の区別はな
く、すべての者たちが共にクリスチャンとなることができると説明している。そ
れはヨハネの黙示録ではいのちの書に書かれているということで表現されてい
る。いのちの書に書かれたものは第二の死を受けることはないのである。そして
主イエス・キリストに泉を持つのである。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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