+みくにです。
詩篇88篇の全体の構造を考えたときに、友が遠く離れるという事と穴の関係について知らなければならなかったので、研究しました。
■詩篇31篇:
この詩篇には直接穴に入っているというようなことは書かれていない。しかし、8節を見れば、詩人は前に穴のようなところに入っていた事が分かる。なぜなら、私の足を広い所に立たせてくださいましたと言っているからである。
また、前の詩篇である30篇では、墓に下ってもまことを告げるでしょうかと書かれている。これは詩篇88篇の11-12節に似ている。神様が御顔を隠されているというような事も書かれている。
■詩篇38篇:
この詩篇にも直接穴に入っているというような事は書かれていない。しかし、17節を見れば、詩人はいつもつまずき倒れそうな状態にある事が分かる。そして、神様も私から遠く離れているという、死の状態にある事も分かる。
私の力も私を見捨てて、私は力のない者のようになっている(88:4)。愛する者、友は私を避けて立っている。しかし、これはすべて自分の罪のためにこうなったということを告白している。