Subject: 詩篇88篇 親友の離遠(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/06/21 12:43 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 この詩篇では一貫して詩人は自分が穴に落ちていることを訴えているというよう に読もうとしてしまうが、8節と18節には詩人の友人、親友、愛する者たちも穴 に落ちているということが言われている。それで友人も一緒に穴に落ちていると いう箇所を見ました。 詩篇の中には友人、親友が裏切って、穴に入れようとするということはあっても 一緒に穴に入っているということはでてこない。このテーマがでてくるのは詩篇 88篇だけである。それでも親友から離れているというのは同じである。 ■ヨブ記 親友から離されているという人物の代表的なのはヨブである。彼はサタンによっ て病気にされたために、3人の友は彼を非難し、彼の妻でさえも神をのろって死 ぬようにと言った。 ■使徒の働き16章 新約時代のストーリーだが、友人も同じように穴に入っているということはパウ ロとシラスが牢獄に入っていることを連想した。彼らはローマによって捕らえら れ、牢獄に入れられたが、その中で一緒に主を賛美していた。 ■使徒の働き12章 ペテロはヘロデによって捕らえられ、牢獄に入れられたが、その時に教会は彼ら の友人、親友のために熱心に祈っていた。それで彼らは8節と18節にあるような 祈りをしていたことが考えられる。神は彼らの祈りを聞いてくださり、彼を穴か ら救ってくださった。 ------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you! -------------------------