Subject: 詩篇89篇と第2サムエル記7章(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/06/29 10:23 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 詩篇89篇で詩人はダビデの契約に訴えている。それで神がダビデと結んでくだ さった契約が書かれている第2サムエル記7章との関係を見ました。 ■概略 ダビデは長い間戦いの人生を送ってきていた。彼は何度もサウルに殺されそうに なりながら逃げ、彼が死んで王になったあとにはイスラエルの敵に対して王とし て戦った。彼はそれらの戦いが落ち着いた時に主の契約の箱を自分の町に運び込 み、それを安置する主の家を建てようとする。それで主にそのことを伺うと主は 建てるなと言われる。それは彼ではなく、彼の息子が建てるからである。そして 主はさらにダビデの家を永遠に建てるということを誓ってくださる。これが契約 である。 ■つながり 詩篇89篇で詩人は神がダビデに与えてくださった王の子孫を永遠に続かせ、イス ラエルを永遠に支配するという約束に訴えている。彼は敵が王座を支配している ということを訴えている。 今日の詩篇研究でも見たがこの詩篇とダビデの契約の関係を考える時に私たちは 詩篇90篇も一緒に見なければならない。詩篇90篇はモーセが書いた詩篇であると いうように言われてとても有名であるが、その詩篇は神が自分の家、住まいであ るということを告白することから始まる。それで私たちは神が巻物が違い、著者 が違っても隣の詩篇とは関係があることを見ることができる。 神はダビデが家を建てるということを願っていることに対して答えてくださり、 誓いをしてくださる。神はまず御名を高く上げるということを誓ってくださる。 それは敵を滅ぼすことによる。それで敵による攻撃は受けることがなくなるので ある。さらに神は恵みを永遠に子孫に与え、王座が永遠に続くということを誓わ れる。それに対してダビデは主に感謝し、取るに足りない民を導いてくださる主 の御名を賛美するのである。 ------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you! -------------------------