Subject:
詩篇90篇「火曜日の聖書研究」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/07/05 10:01
To:
"Saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

1-2節はもともとのヘブル語だとABBAのキアスマスになっている。
3節と13節の帰れと帰ってきて下さいということばは同じである。
ぜんぜん並行してなさそうなのに並行していると見られている。

3-12節の中は怒りと齢の話が何回も繰り返されている。
13節からは帰ってきて下さい、そして楽しませて下さいといっている。
楽しませるというのは神様が怒っている状態の反対である。

このように、いろいろな気がつくところ見てきて、それを手がかりにして構造を考える。
そのときに、ちゃんくんは大きく分けて全体を1-2、3-12、13-17の三つにわけた。
それよりも、もっといい分け方がある。

11-12節の意味を反対にして1-2節との並行を見ると、その並行を考えることはできる。
そうすると、全体はABABになる。そして、真ん中のところがABBAに見える。
このように考えたほうが意味のある構造になるのではないかと考えた。

1-2節はいのちで11-12節は知恵である。これは善悪の知識の木といのちの木である。
90篇が89篇とつながっていると見るときに、89:46-48節と90:3-12節が並行していると見る。
1-2節は神様の王座はとこしえですということをいっている。これは第三巻のまとめである。

第四巻で王座が堅く立てられるということについてもっとこまかく説明してくれる。
だから、第四巻の真ん中で主は王であるということがいわれている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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