Subject: 詩篇93篇 轟く声(将) |
From: Shou Itou |
Date: 2005/07/26 20:08 |
To: "+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+イトウショウです。 轟く声についてみました。 ●ヨブ記37:2 しかと聞け。その御声の荒れ狂うのを。その御口から出るとどろきを。 この箇所はエリフという人の言葉である。このエリフが来る前は、ヨブの3人の 友達がヨブと話しているところである。ヨブの3人の友達は神学的には間違って いないが、適用および応用の部分において視野が狭すぎた。彼らの言う、裁きは 罪ある者に与えられる、という概念は聖書的には正しいものであるが、ヨブの場 合においては特別であった。彼らは、結局は主について証ししなかったというこ とで主に怒られ、ヨブが執り成しの祈りをして解決された。 エリフという人は神学的には間違っていない。それに加えてヨブの3人の友達の ようでもなかった。彼はヨブが執り成しの祈りをしていないからである。彼はヨ ブが強情なので、彼に対して神の偉大さと人間のむなしさを伝えるために来た。 神は御口からとどろきを出され、雷鳴を轟かされ、人間が知り得ないほどの偉大 な業を行われる。エリフの主張している神の偉大さ、は詩篇93篇にも出てきてい る。つまり、神は轟いている川々に勝る轟く声を発せられるのである。 ●イザヤ書5:30 その日、その民は海のとどろきのように、イスラエルにうなり声をあげる。地を 見やると、見よ、やみと苦しみ。光さえ雨雲の中で暗くなる。 イザヤは北イスラエルが完全に堕落し、南ユダも堕落し始めた頃に活動してお り、これはイスラエルの人々に襲いかかる神の裁きの激しさを物語っている。イ スラエルはサタンに支配されて、希望がない状態になってしまう。この箇所から も主の偉大さをうかがい知ることが出来る。つまり、神は全世界の国々をご自分 の支配下としておいておられる永遠の王であられるということである。地上のど の王も天上にいます永遠の御座に座っておられる神には逆らい得ない。-- CREC Mitaka Evangelical Church - MFK Shou Itou - Christian Homeschooler in Japan mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp