Subject:
詩篇94篇 幸いな者との関係
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/08/09 11:44
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇の中心的なテーマは神のなされる復讐、報いである。神は悪者が行った
弱い者たちを攻撃するという悪に対して神は滅ぼすという報いをなし、攻撃され
ていた者たちには平安を報いてくださるのである。しかし、この詩篇で目立って
はいるが、一見このテーマからはみ出ているように見える箇所がある。それは12
節である。そこで神にみおしえを教えられる人は幸いであるということが言われ
ているが、神の復讐とみおしえを教えられることの関係、そしてなぜそのような
ものが幸いであることが大切なのかは分からない。

このことについて知るためにまず「戒められる」、「みおしえを教えられる」と
いうことはどのようなことなのかを考えなければならない。このテーマで有名な
のは119篇なので、そこを見ると興味深いことが分かる。まず7節で詩人は「義の
さばきを学ぶ」ということを書いている。ここで直接並行しているわけではない
ので断定することはできないが、みことばを学ぶことは義のさばきを学ぶことと
同じことであるということが考えられる。他にもさばきについて書かれている
が、この詩篇から分かるのは神がさばきをなされる基準はみことばであるという
ことである。

このことからみことばを教えられる者は神のさばき知るので幸いであるというこ
とを学ぶことができるのである。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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