+ちゃんくんです。
119篇の中でさばきについて見ました。
■詩篇119:52節
主よ。私は、あなたのとこしえからの定めを思い出し、慰めを得ました。
□コメント:
ここではさばきということばは直接はつかわれていない。
定めと訳されていることばがさばきということばらしい。
正しい者はとこしえからの定めによって慰めを得ている。
94篇でどうなっているのかはあまりよくわからない。
■詩篇119:62節
真夜中に、私は起きて、あなたの正しいさばきについて感謝します。
□コメント:
詩人は神様の正しいさばきに感謝している。
94篇で悪者は神様に対して横柄に語っている。感謝するということの反対である。
■詩篇119:75節
主よ。私は、あなたのさばきの正しいことと、あなたが真実をもって私を悩まされたこととを知っています。
□コメント:
ここで、詩人は神様のさばきは正しく、真実によって悩まされていることを知っている。
しかし、94篇の悪者は神はいないと思っているため、貧しい者を悩ましている。
■詩篇119:84節
あなたのしもべの日数は、どれだけでしょうか。あなたはいつ、私を迫害する者どもをさばかれるのでしょうか。
□コメント:
詩人はここで神様にいつ悪者をさばかれるのかと訴えている。
94篇でも正しい者が神様に悪者どもに復讐してくださるように願っている。
■詩篇119:91節
それらはきょうも、あなたの定めにしたがって堅く立っています。すべては、あなたのしもべだからです。
□コメント:
ここは直接さばきということにはなっていない。定めということばに訳されている。
すべてのしもべは神様のさばきによって堅く立っている。
94篇ではだれが悪者どものために堅く立つのでしょうかと言っている。
■詩篇119:102節
私はあなたの定めから離れませんでした。それは、あなたが私を教えられたからです。
□コメント:
ここでも、定めということばに訳されている。
神様が詩人を教えてくださっため、詩人は神様のさばきから離れなかった。
94篇でも、神様に教えられた人はなんと幸いなことでしょうと言っている。
■詩篇119:106節
私は誓い、そして果たしてきました。あなたの義のさばきを守ることを。
□コメント:
詩人は神様の義のさばきを守ることを誓った。
94篇でどうなっているのかはよくわからない。
■詩篇119:108節
どうか、私の口の進んでささげるささげ物を受け入れてください。主よ。あなたのさばきを私に教えてください。
□コメント:
主よ。どうか私に主のさばきを教えて下さいとこの詩人は言っている。
しかし、94篇では悪者どもは神様のさばきを知ろうともしていない。
■詩篇119:120節
私の肉は、あなたへの恐れで、震えています。私はあなたのさばきを恐れています。
□コメント:
私の心はあなたのさばきを恐れていますと詩人は言っている。
しかし、94篇では悪者どもは神様を知ろうともしていないので、恐れることもない。
■詩篇119:121節
私は公正と義とを行ないました。私をしいたげる者どもに私をゆだねないでください。
□コメント:
ここではさばきということばは直接は出ていなくて、公正と訳されている。
詩人は神様に私を悪者どもの手にゆだねないでくださいと願っている。
94篇では貧しい者たちが悪者どもの手によって滅ぼされている。
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+審也@カンノファミリー
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