こうです。復讐の神について見ました。
【復讐の神】
●Ⅱサムエル22:48
この神は私のために、復讐する方。諸国の民を私のもとに下らせる方。
・この箇所はダビデが歌っている詩篇である。ダビデはこの詩篇で神を自分の岩、盾、やぐらと呼ぶ。ダビデは神に神を自分の守り主として信頼している。
●詩篇18:47
この神は私のために、復讐する方。神は諸国の民を私のもとに従わせてくださる。
・この箇所は前の箇所と同じものである。
●イザヤ35:4
心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」
・この章ではキリストが来るときのことを言っている。神の復讐は神のさばきである。
●イザヤ61:2
主の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、すべての悲しむ者を慰め、
・ここでイザヤは自分が良い知らせを伝えるために神によって使わされたと言うことを話している。
●エレミヤ46:10
その日は、万軍の神、主の日、仇に復讐する復讐の日。剣は食らって飽き、彼らの血に酔う。北の地、ユーフラテス川のほとりでは、万軍の神、主に、いけにえがささげられる。
・ここはエジプトについてエレミヤに与えられた言葉である。エジプトがバビロンに負けたことについてこの箇所は話している。このエジプトの負けた日が神が仇に復讐する日であるといっている。
●エゼキエル25:14・17
わたしは、わたしの民イスラエルの手によってエドムに復讐する。わたしの怒りと憤りのままに彼らがエドムに事を行なうとき、エドムは、わたしが復讐するということを知る。――神である主の御告げ。――
わたしは憤って彼らを責め、ひどい復讐をする。彼らは、わたしが彼らに復讐するとき、わたしが主であることを知ろう。」
・14節ではエドムがユダに復讐したので神がエドムに復讐すると言う箇所である。17節では神のペリシテ人に対する復讐について書かれている。
●ナホム1:2
主はねたみ、復讐する神。主は復讐し、憤る方。主はその仇に復讐する方。敵に怒りを保つ方。
・ここでははっきり神が復讐する方であると言うことが書かれている。
●ローマ12:19
愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」
・ここでパウロは神が復讐する方なので復讐を自分でしてはいけないと言う。
●へブル10:30
私たちは、「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする。」、また、「主がその民をさばかれる。」と言われる方を知っています。
・この箇所でパウロは前の箇所と同じことを言っている。
以上です。
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Koh Aoki 青木 光
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