Subject:
Re: [saiwainet] 詩篇55篇にキアスマスはあるか
From:
matsuda@saiwai.net
Date:
2001/10/05 4:51
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+松田@移民です。
 
いつも細かいじゅんママにほめていただくとは思いませんでした。
 
ただ、絶対にキアスマスだという保証は、残念ながらありません。
節ごとのタイトルの付け方によって、並行させるかどうか分析する人が
ある程度まで自由に決められることが原因でしょうね
ドーシーの本でさえも、ときどき「?」と思うことがありますし。
 
また、+じゅんママや+カンノパパがいつもおっしゃるように
詩篇は複雑で美しい構造を持つので、キアスマスやABCD構造や
その他の構造がオーバーラップしているのかもしれませんね。
 
松田は始めから「これはキアスマスに違いない」と思ってやったので
節タイトルのつけ方が自然にそうなってしまった可能性があります。
 
このあたりは、ベレクちゃんの哲学的解説を待つまでもなく、いつも
私たちがぶつかる問題だと思います。
 
でも、それで神様の知恵の奥深さに驚嘆することができれば、
私たちは幸いなのですね。あと何十年経っても、同じように
「聖書はますます底が知れないねえ」などと言っているのでしょう。
 
+じゅんママです。
 
かんのパパの詩篇55篇の構造もすばらしくて、納得しましたが、
松田パパ説にも感嘆しました。細かい分析ですね。
そして、注意深く読んでみると、松田さんのおっしゃるように、
キアスマスになっていました。
 
あらためて、いくつもにも分析できる、
詩篇の構造の複雑さと美しさを感じました。
当時、ダビデはどのような曲で、どのように賛美したのか、
とても知りたくなります。