Subject:
詩篇98篇「構造」(+ちゃんくん)
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/09/05 10:00
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇98篇の構造を考えました。

■テーマ:

・新しい歌を主に歌え
・主は奇しいみわざを行った
・主は義をもって世界をさばく
・全世界は神の偉大な御救いを見た

■構造:

1-3節
1a節 新しい歌を主に歌え、主は奇しいみわざを行った
1b節-3節 地の果て果てまでもがみな主の救いを見た

4-9節
4-8節 全地よ。主に喜び叫べ
9節 主は義をもって世界をさばかれる

□コメント:

今回のちゃんくんの構造ではABBAにもできるし、ABAB、AABBにもできるのではないかと考えた。
どの並行型で考えるのが一番いいのかはわからない。
喜び叫ぶというテーマを中心にして見たときにはABABになる。

しかし、主は奇しいわざを行ったということでみるときにはABBAになるのではないか。
こうするときに真ん中は全世界も神の救いを見た、全世界も喜べというつながりになる。

AABBとしたときにはこのように考える。
前半は主は奇しいみわざを行ったとその理由、後半は理由が先になっている。
この考え方は三つの中で一番むりやりっぽくなっている。

■気がついたこと:

・98篇を読んだときに一番最初に96篇を思い出す。
なぜなら、新しい歌を主に歌えというテーマではじまって、
主は地をさばくために来られるというテーマで終わるからだ。

■要約文:

新しい歌を主に歌え。主は奇しいみわざを行われた。地の果てまでもがみな主の救いを見た。
すべて世界に住むものは神の御救いを喜び叫べ。主は義をもって世界をさばくために来られる。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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