Subject: 詩篇101篇 恵みとさばき(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/09/27 12:23 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 詩篇101篇では他の第4巻の詩篇とは違い、さばきのテーマが目立つ。この内容と つながっていないように見えるのは1節である。それで1節の「恵み」と「さば き」について研究しなければならない。 まずは101篇の中で「恵み」と「さばき」を定義しなければならない。興味深い のは詩人が神の恵みとさばきを賛美しているのに、神のさばきを求めていないこ とである。この詩篇でさばきをしている、したいと願っているのは詩人であり、 詩人が悪者を滅ぼし、彼らがことごとくいなくなるようにしている。恵みを求め ているのも1回しかでてこない。それは2節で、そこで詩人は神の恵みに訴え、い つ来てくださるのですかと言っている。 第4巻は民数記と対応し、契約の5つのポイントの4番目である祝福とのろいとも 関係があるので、さばきのテーマはたくさんでてくる。しかし、この詩篇との違 いは、 ・この詩篇の悪者は民の中の者であるのに対して、他の詩篇では敵が国々である こと。 ・敵について詳しく描写されていること。 ・他の詩篇では神がさばきをしておられるが、この詩篇では悪者を直接さばいて いること。 などである。この詩篇に一番近い敵、悪者がでてくるのは94篇である。そこで主 は敵に対して復讐をしてくださることを賛美している。その敵は8節にあるよう に「民のうちにいるまぬけ者」である。しかし、この詩篇でも神がさばくという ことが中心になっている。 恵みについて書かれている詩篇は100篇である。そこで主の恵みがとこしえまで ということが賛美されているが、その恵みとは、先週学んだように私たちの神と なり、私たちを選んで羊としてくださることである。 まだ途中です。 ------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you! -------------------------