Subject:
詩篇101篇 さばき
From:
"Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com>
Date:
2005/09/29 11:46
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇101篇には『さばき』のテーマがでてきますが、さばきについての、ほか
の箇所もみてみたので、『神ー王、王ー民』における、さばきについて、まとめ
てみました。

詩篇101篇は、神様の恵みとさばきを賛美する、というところから始まりま
す。そして、この詩篇全体のテーマは、この1節にでてくる『恵みとさばき』で
す。このテーマは、101篇の中で、『神ー王、王ー民』というように現れてい
ます。つまり、神様は王に正しいさばき、恵みを行われるので、王は民に正しい
さばきをし、めぐみを行います。

この『神ー王、王ー民』のさばきと恵みの原則というのは、その国に平和をもた
らすものである、ということがソロモンの支配からも分かります。ソロモンは、
神様に従っていたので、民は平和でした。つまり、王が神様を信じて、正しく王
に従うならば、民も王に従い、国は平和であるということです。

しかし、反対に王が神様に従わないならば、ソロモンが罪を犯してそむいた時の
ように、国は平和ではなくなります。なぜなら、王が主の正しいさばきを信じな
いので、王は正しいさばきを行わず、国の中の悪者(詩篇101篇8節)は滅ぼ
されず、真実な人たちには目が留められないからです。

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 Miwaza J. Kanno
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 God be with you  :) 
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