Subject:
詩篇102篇 ヘブル人への手紙1:10-12(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/10/04 20:16
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

詩篇102篇が引用されているヘブル人への手紙1:10-12の箇所を見ました。

ヘブル人への手紙の最初は御子主イエス・キリストの神性と人性について話して
いることは周知の事実である。だが、ヘブル人への手紙の著者は何故御子につい
て話しているときにこの箇所を引用しているのか。彼はまず、キリストを御使い
と対比させて、キリストが御使いよりも高い存在であるということを語り、それ
らの参考箇所としていろいろな箇所を出し、その中に詩篇102:25-27が含まれて
いる。

ヘブル人への手紙はAD70年のエルサレム陥落による神殿崩壊が迫っていた時期
(その時代の人々は何時さばきが来るのかは知らないが)に書かれたものであり、
非常に厳しい迫害やその他の苦しみに遭っていたクリスチャンたちに対する励ま
しの言葉である。つまり、詩篇102篇のように苦しんでいた人々は、御子の主権
を心に留めて、その御子に全てを委ねることによって救われるのである。AD70年
のさばきは102:13に書かれているように、定めの時であり、神はその事件を通し
て新しい民である教会を、古い契約から開放させてくださった。教会の祈りがつ
いに聞かれて、顧みられたのである。

-- CREC Mitaka Evangelical Church - MFK Shou Itou - Christian Homeschooler in Japan mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp