Subject:
詩篇102篇 苦しみの詩篇(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/10/05 11:39
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

続けて詩篇102篇の詩人のように苦しんでいる者の詩篇と比較しました。

■38篇

神が罪に対して怒っておられるので、体は傷だらけである。そのために近親者も
離れてしまっている。ヨブのような状態になっている。しかし、待ち望んでいる
ので助けてください。

この詩篇の中には解決がない。神は怒っておられるし、敵は攻撃するし、近親者
や友は離れている。その中で詩人が求めているの主の答え、待ち望んでいること
への反応である。

■44篇

この詩篇の特徴は、攻撃されている者、苦しんでいる者が個人ではなく、民、神
の牧場に住んでいる羊であることである。詩人は羊が攻撃されていることを王で
あり、戦いをなされる主に求めている。敵はそしっているが、彼らを滅ぼして贖
われることを求めている。

主は王であること、御顔が隠されていること、敵が恥を見させようとしているこ
となどは102篇と共通しているテーマである。共通していないのは44篇で救われ
る理由を言っていることである。そこで神にいつも忠実であったので救ってくだ
さいということを願っている。

■56篇

この詩篇を1度読んだだけでも「一日中」というテーマが目立っていることが分
かる。敵は詩人のことを一日中攻撃し、踏みつけ、痛めつけている。しかし、主
はそれらをすべて記しておられるので、祈ると味方である主は救ってくださるの
である。

特徴的なのは救われたのが、神の御前を歩むためだということである。主は詩人
を救うのは御前のうちを歩む、つまり主を賛美するためなのである。

-------------------------
+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
-------------------------