Subject:
詩篇103篇「心に留める」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/10/13 10:56
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

心に留めて下さるということについてみました。

心に留めるということばはヘブル語ではザカールということばで、覚えるという意味である。
この言い方を見るときに創世記8章の1節のノアとその家族を心に留められたという箇所を思い出す。
心に留めるという言い方は創世記8章1節が一番最初である。

次は創世記19章の神はソドムとゴモラを滅ぼされたとき、アブラハムを覚えられたという箇所である。
出エジプト記でも苦しみの中での民の叫びを神は心に留められたという箇所がいくつかある。
心に留めるという言い方は神様についてつかわれる。

というのは私たちが神様に心を留めるということはほとんどない。詩篇に似ている言い方がときどきある。
サムソンは死ぬ前に神様に私を御心に留めて下さいと叫び求める。
詩篇の中では神様に願い求めるときに使われている。

新約聖書では心に留めるという言い方はルカ福音書とヘブル書の二箇所である。
心に留めるという言い方は全部で56箇所ある。その中で詩篇には18回もある。
預言書には11回この言い方がつかわれている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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