Subject:
詩篇103篇とルカの福音書1章(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/10/14 8:28
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

「わがたましいよ。主をほめたたえよ」で有名な103篇であるが、この言い方が
ルカの福音書1章のマリヤの祈りにでてくることを覚えなければならない。それ
でルカの福音書1章にあるマリヤの祈り、ヨハネの父ザカリヤの祈りなどと比べ
ました。

■マリヤの祈り

不妊の女であったエリサベツは子供がいなかったが、身ごもる。その後6ヶ月
経ってからマリヤにも子供が与えられた。彼女はまだ結婚していなかったが、御
霊によって身ごもった。そのことを伝えにマリヤがエリサベツの所に行った時、
マリヤは主に祈った。

祈りの前にも興味深い箇所がある。まず「御使い」がマリヤに表れた時に「神か
ら恵みを受けたのだから、恐れるな」と言う。そして主イエス・キリストが与え
られ、王となることを告げる。このことを聞いたマリヤは驚いたが、「神のこと
ばがなされるように」と言って信仰を表す。神のことばに従う者のたましいは主
をほめたたえるのである。

マリヤの祈りは「わがたましいは主をあがめる」という言い方から始まる。これ
は103篇と共通している部分である。彼女は主がちりに対して偉大なことをして
くださったことをほめたたえ、「御名は聖である」と賛美する。またこの祈りに
は主が「あわれみ深い」ということもでてくる。このあわれみとはちりを高く引
き上げ、高い者を低くすることである。この賛美の結論は主が契約を守ってくだ
さったことである。主はみことばを守る者のためには契約を守ってくださるので
ある。

■ザカリヤの祈り

ヨハネが与えられ、生まれることをザカリヤは告げられたが、彼はマリヤとは違
い、すぐには信じなかったので、おしになってしまう。しかし、ヨハネが生まれ
た時にものが言えるようになって主を賛美し、預言する。

ザカリヤも主が救いの角が与えられたのは、契約を守ってくださったためである
と預言する。ヨハネは主イエス・キリストの道を備え、民に「罪の赦しによる救
い」について教えるとザカリヤは預言する。また「主のあわれみ」により暗い所
にいた者たちに光が与えられたと言う。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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