Subject:
詩篇104篇 詩篇103篇(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/10/19 8:12
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

詩篇104篇と詩篇103篇を比べました。

この二つの詩篇を見比べてまず最初に気づくのは、両方ともに「わがたましいよ。主をほめたたえよ。」というフレーズで挟まっているということであるが、内容的には両者は結構異なる。

詩篇103篇は主を恐れる者に対する恵み・みわざや、人間についての記述が何回も出てくるが、詩篇104篇では被造物全体に対する恵み・みわざがかかれて いる。人間も被造物であるという点においてこのポイントはにているが、103篇はやや的を絞って書いてある。また、主の恵み・栄光が永遠に続くと言うこと も言われている。103:14-15節は、人間が神の御前では非常に弱い者であるということを書いているが、それと同じようなことは104:29節に書か れている。

両方の詩篇で異なることとは、詩篇104篇の最後に悪者について少しかかれていると言うことである。詩篇103篇では、悪者については何も書かれていなかった。

こうしてみると、詩篇103篇は詩篇104篇の土台の上に書かれたように見える。つまり、被造物全体というテーマの中に人間が含まれるのである。詩篇 103篇は、聖徒たちに対しても賛美を呼び掛けているから、大衆的な詩篇であるように見え、104篇は個人的に主の恵みを感謝しているように見える。

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Shou Itou - Christian Homeschooler in Japan
CREC Mitaka Evangelical Church - MFK
mailto: shou.itou@gmail.com