Subject:
詩篇106篇 105篇との対比
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2005/11/02 11:56
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+みくにです。

詩篇105篇と詩篇106篇を一緒に見ました。

両方の詩篇の最初には感謝があり、最後にも「ハレルヤ」ということが書かれている。真ん中にはイスラエルの歴史が書かれている。

イスラエルの歴史の部分で、105の方はヨセフのことや、エジプトの十の災い、出エジプトのことについておもに書かれている。106の方は、荒野での反逆や、偶像礼拝などについてが書かれている。

歴史の順番的には105が最初で、106が後になっている。105の人たちは、神さまが中心に書かれていて、イスラエルの罪などについては取り扱われていない。反対に言えば、国々の罪について書かれているかのようである。

106の人々は105の人たちと反対で、主のみわざを忘れている、反逆の民である。この詩篇で扱われているストーリーは6つほどある。それは、以下の通りである。

・葦の海を歩いて渡る
・ダタンとアビラムの事件
・金の子牛
・カナンの地を拒む
・バアル・ペオルに従う
・メリバの水

105篇に書かれているストーリーは次の通りである。

・ヨセフが奴隷に売られる→エジプトの支配者になる
・エジプトの十の災い
・出エジプト
・荒野でのうずらとパン
・カナンの地を与えるという約束