Subject:
詩篇106篇と詩篇105篇の比較(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/11/02 12:10
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇106篇と105篇は、101篇と102篇、103篇と104篇と同じようにペアになってい
る詩篇である。それでその2つの詩篇の関係を見ました。

■構造

・105篇

1-7 選ばれた民は主を賛美

	8-15 主は契約を覚える

		16-24 ヨセフに与えた祝福
		25-36 モーセの脱出

	37-42 主は契約を覚える

43-45 選ばれた民は主の教えを守るために救われる

・106篇

1-5 ハレルヤ
  1 主の恵みはとこしえ
  2-3 みわざを誇る者
  4-5 誇るために救ってください

	6-42 民の不義、不信仰

	43-46 神の不義に対する応答、契約を覚える

47-48 ハレルヤ
  47 誇るために救ってください
  48 主はとこしえ

大きく分けて3つになることは明らかである。最初と最後に賛美への招きがあ
り、真ん中にはイスラエルの歴史がある。

■比較

両方の詩篇の構造を見ると分かるように、中心はイスラエルの歴史である。しか
し、105篇では神がなさってくださったみわざが中心であり、民はそれを賛美し
ている。106篇では民が不信仰であったことが中心になっている。それでも神は
契約を覚えてくださったということが言われている。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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