Subject:
詩篇105篇と106篇の対比
From:
Hikaru Saito
Date:
2005/11/03 11:40
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは。斎藤光です。
詩篇105篇と106篇の対比をしました。

●105:1-7=106:1、48
ここでは、「ハレルヤ」ということばを使って神をほめたたえる。
そして、主に感謝するというテーマも出てくる。

●105:9-10≠106:6-7
神様はアブラハムに与えた契約を覚えて、イスラエルをエジプトから連れだし、
約束の地を与えて下さった。それなのに、イスラエルは神に逆らい、
神のなさったみわざを思い出さず、神に対して悪を行った。

●105:26-36=106:21-22
神様はエジプトで大いなる事をなさった。それは106篇に出てくるが、
105篇ではもっと詳しく、主がエジプトに対してなさったわざわいが出てくる。

●105:8-24≠106:6-7
106篇で出てくる先祖というのは神に従わなかった先祖である。
106篇でもイスラエルの先祖の話は出てくる。その先祖たちは神に従った
アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフである。

●105:25=106:42
両方のところに、敵がイスラエルの民を憎むようにされたと言うことが
書いてある。しかし、105篇ではエジプトを脱出する前、
106篇ではその後である。そこがちがう。



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Hikaru H. Saito
mailto:hikaru@4saito.com
God bless you!
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