Subject:
詩篇105篇と106篇の注解書(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/11/04 12:52
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇105篇と106篇の注解書を読んで気が付いたことを書きました。

現代聖書注解 詩編
J.L.メイズ著 左近豊訳
日本基督教壇出版局

■105篇

・105篇には神がなさってくだっていることが書かれている。

・105篇では神がどのように約束を覚えてくださったのか、106篇では民がみわざ
を覚えなかったことが記録され、最後に信頼と、悔い改めに導かれる。

・構造は

1-6 賛美への招き
7-11 主題
12-15 先祖たちが守られたこと
16-22 エジプトにいるヨセフ
23-25 エジプトにいるイスラエル人
26-36 エジプトにたいするみわざ
37-41 出エジプトと養い
42 アブラハムを覚えていた
43-45 まとめ

・「しもべ」と「選ぶ」は神と民の関係を表すものである。この言葉は神が主体
となって行ってくださったことを表す。

・神のアブラハムに与えた契約の中心は民が土地を得ることである。このことは
エジプトに住んでいたこととの対比である。

■106篇

・この詩篇では民が神のみわざを覚えなかったために土地を失ったことが書かれ
ている。

・詩篇78篇にとてもよく似ている。

・1節の賛美を歌える者が誰なのかという問いが2節にあり、3節でその者につい
て書かれている。

・先祖たちの罪を通して、自分たちが罪を犯したということを6節で告白している。

・賛美はイスラエルの民にとって重要であり、それによって信仰が明らかにされ
る。御言葉とみわざを覚えていることは賛美によって表されている。

・この詩篇で重要なポイントはモーセとピネハスのとりなしである。神の恵み深
い救いは彼らのとりなしによって来たからである。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you!