Subject:
詩篇107篇「構造」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/11/07 11:06
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇107篇の構造を考えました。

■テーマ:

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い、その恵みはとこしえまで。
(ホドゥー ラドナイ キー トヴ キー レオラム ハスドー)

この苦しみの時に主に向かって叫ぶと、主は彼らを苦悩から救われた。

彼らは主の恵みと、人の子らへの奇しいわざを主に感謝せよ。

■構造:

1節 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い、その恵みはとこしえまで

2-16節
 2-9節 住む場所がない 飢え
 10-16節 闇と死 よろける

17-42節
 17-22節 咎 死
 23-42節 あらし よろめき

42節 これらのことに心を留め、主の恵みを悟れ

■気がついたこと:

今週の詩篇はハレルヤで始まらないし、終わりもしない。

107篇には「この苦しみの時に主に向かって叫ぶと、主は彼らを苦悩から救われた。」、
また、「彼らは主の恵みと、人の子らへの奇しいわざを主に感謝せよ。」という言い方が四回もくり返されている。

第五巻の一番最初の詩篇だが、すごく第四巻の最後の105篇、106篇に似ている。

■今週の研究課題:

先週も今週もだれがという質問があったが、その言い方も調べなければならない。
この質問の形は15篇にも24篇にもある。

出エジプトのストーリーは彼らが苦しみの中から主に叫ぶとというところから始まる。
詩篇の中で何回もこの言い方はつかわれる。

33節から42節までは2節から9節の反対の状態のようには見えるが、
構造を考えるときにはとびだしてしまう。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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