Subject:
詩篇30篇の構造(じゅんママ)
From:
"Junko Sano" <junkosan@lax.allnet.ne.jp>
Date:
2001/04/03 9:36
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

1.讃美#1(敵から救ってくださったことを讃美)
A. 1a  讃美
 B. 1b    引き上げた・救い
  C. 2  叫び・訴え→救い
 B. 3  引き上げた・救い
 
2.讃美#2(永遠に主と共にいて感謝をささげられるように祈る讃美)
A. 4 讃美(ほめ歌・感謝) 
 B. 5 主の祝福(祝福>呪い)
 C. 6,7 高ぶり・罪(自分の望みが叶えられても、神と共にいないのは平安でない。)
  D. 8  叫び・訴え・悔い改め
    E. 9  へり下り(死を与えないでください。主を感謝できるように・主の真実を告げることができるように)
   D. 10 叫び・訴え・悔い改め
 B. 11 主の祝福(祝福>呪い)
A. 12 讃美(ほめ歌・感謝)
 
★疑問点・意見
1)この詩篇は「家をささげる歌」とありますが、内容的にはっきりわかりません。神殿奉献ということを考慮して、讃美#1:ダビデが全ての敵から救われた後、神殿を建てさせてくださる、讃美#2:神殿で永遠に主と共にいて、感謝を捧げたいと祈る讃美、と推測しました。
2)6,7節の内容、前後関係がよくわかりません。「安泰なときに 私は揺るがない 永遠に」はダビデの確信というよりは、全ての敵から救われて平安が与えられ、ダビデが高慢になっている感じがするのですが…。
3)6節と12節の永遠について:永遠に自分に確信するのでなく(主を忘れて高慢になる状態)、永遠に主に感謝したい(主にへり下って主を讃美)ということでしょうか?