みーちゃんです。

詩篇１０７篇と詩篇１０５篇を比較してみました。

■大切な所：

・構造の形が似ている（サンドイッチ方式）
・主のみわざについての詩篇である
・歴史がでてくる
・主がイスラエルに与えられた救いについての話である
・出エジプトのストーリーを思わせる

■みわざについて：

二つの詩篇は、主のみわざについての詩篇です。このような詩篇はほかにもあり
ますが、この二つの詩篇で特徴的なのは、具体的に、神様のみわざを説明してい
るということ、そして、このみわざというのが、主がイスラエルを救い出してく
ださったという、出エジプトのストーリー、また、荒野のイスラエルのストー
リーです。一つ前の１０６篇の場合は、そのみわざの中でのイスラエルの反逆と
いう所に焦点がありましたが、詩篇１０５篇と１０７篇では、そのみわざであ
る、主の救いに焦点があると言えます。あえて言うのならば、詩篇１０７篇では
「反逆」と「救い」の両方が書かれているということも言えます。

■概略の形：

詩篇１０５篇と１０７篇は、サンドイッチ概略です。もう一つ似ているのは、そ
の全体構造のバランスです。そこで、これらの詩篇は、それぞれ、「頭でっか
ち」と「お尻でっかち」の詩篇であると言えます。

■二つの悟り？：

もう一つこの二つの詩篇に共通しているのは、テーマのところです。詩篇１０５
篇では、主の結んでくださった「契約」というテーマが強調され、詩篇１０７篇
では「恵み」というテーマが強調されています。そして、この二つのテーマと一
緒に両方の詩篇にでてくるのが、『みわざ』です。

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