Subject:
詩篇107篇 長いハレルヤ
From:
"Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com>
Date:
2005/11/10 12:28
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

『長いハレルヤ(107:1)』について研究してみました。

■いつ、だれが:

1歴代誌の中では、契約の箱が天幕に安置されたときに、このハレルヤの言い方
を使って、神様を賛美しています。そして、その中で、これを歌っているのは、
アサフとその兄弟達で、ダビデの歌うたいたちです。

実は、このハレルヤの言い方は、戦いの中でも使われています。戦いの前に、主
に向かって歌う者たちと、聖なる飾り物をつけて賛美する者たちは、「主に感謝
せよ。その恵みはとこしえまで。」と歌いました。すると、2歴代誌20章の場
合、神様は伏兵を設けて、イスラエルの敵をことごとく滅ぼされました。

詩篇118篇では、詩人が何度も「主の恵みはとこしえまで」ということを繰り
返しています。これは、「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵
みはとこしえまで。」という、ハレルヤの長い言い方の、すこし短いバージョン
であるということが言えるでしょう。この詩人は、なぜ、この賛美をしているの
か、それは、詩人が、敵に取り囲まれたときに、御名によって救われたからです。

詩篇117篇の場合は、「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵
みはとこしえまで。」という言い方ではありませんが、とても似ている言い方
で、このハレルヤの長い言い方の、もう少し長い言い方であると言えます。ま
た、詩篇117篇の場合、ハレルヤという言葉自体も出てきます。そして、この
ハレルヤの長い言い方が一番出てくるのは、詩篇です。

詩篇以外の箇所では、エレミヤ33章があります。ここで、神様はイスラエルの
罪を赦し、彼らにわざわいを下すことはされないと言っています。そして、主は
民を建て直されるので、楽しみの声、喜びの声が再び聞こえるようになり、主の
宮で感謝のいけにえがささげられるようになると言っています。その感謝の言い
方として出てくるのが、「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵
みはとこしえまで。」です。

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 Miwaza J. Kanno
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 God be with you :)
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