Subject:
詩篇108篇「金曜日の聖書研究」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/11/18 10:30
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

108篇は二つの詩篇が一つになっている。(57篇、60篇)
1-5節は57篇の7-11節で、6-13節は60篇の5-12節である。

57篇と60篇には特に同じことばがあるわけではない。
構造を考えるときにはやっぱり1-5節と6-13節の二つに分けることには何も問題はない。

ほんとは57篇と60篇の第二巻の中での位置づけをわかっておかなければならない。
57篇も60篇も後半だけが切り取られて108篇の中に入っている。

だから、57篇の前半と108篇、60篇の後半と108篇を見なければならない。
108篇に出てくる国々の名前は、イスラエルを真ん中にして東西南になっている。
108篇の中に神様はいっしょに戦いに行ってくださらないのですかということがあるので、イスラエルを軍として考えることができる。

107篇に呼ぶと答えるという言い方があるので、そことのつながりも見なければならない。
また、108篇の第五巻の中での位置づけも見なければならない。
このことを表にして考えるときに108-110篇まではいっしょに考えなければならないということがわかる。

むりやり考えるときに108篇はキリストの誕生で、109篇は十字架と復活、110篇は昇天になるのではないか。

57篇の題にはサウルから逃げて穴に隠れていたときにとあるが、内容とは反対に見える。
60篇はそれの反対に勝利したときにと書いてあるが、内容がそれらしくない。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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