こんにちは。菅野みくにです。
詩篇109篇の構造と研究課題を考えました。
【テーマ】
・黙っていないでください
・敵は偽りの口をもって語っている
・悪者が右に立つように
・悪者の罪が主に覚えられるように
・恵みのゆえに救ってください
・貧しい者を救われる(主が右に立つ)
【構造】
1-5節 黙っていないで 悪者→偽りの口 善に変えて悪
6-15節 悪者 右に立つ さばかれるように(刑罰の内容)
16-20節 祝福とのろい 主からの刑罰
21節 御名のために 恵みのゆえに 救い
22-25節 悩み 貧しい やせ衰えている
26-29節 恵みによって すくってください 敵は恥を見る
30-31節 貧しい者の右に立つ 主に感謝
この詩篇にはたくさんの並行があるので、区切るのが難しい。まだ、あまり見えてきていない。
【100文字文】
私の神よ。黙っていないでください。彼らは偽りの舌をもって私に語りました。どうか、悪者の罪が覚えられますように。彼らが消し去られますように。どうか、あなたの恵みのゆえに私を救ってください。
【大切な節】
・31節 主は貧しい者の右に立ち、死刑を宣告する者たちから、彼を救われるからです。
【3キーワード】
・恵み
・のろい
・救い
【研究課題】
・なぜ詩人はそんなに悪者がさばかれるように願っているのか?
・右に立つということには何の意味があるのか(6,31節)?
・この詩篇の解決は何か?主が右に立たれることは一連の問題の解決になるのか?
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