Subject:
詩篇109篇 102篇との対比
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2005/11/22 12:01
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+みくにです。

詩篇109篇と詩篇102篇の対比をしました。

まず最初に似ている所は神さまが黙っているということである。これは109:1、22:1~2にある。神さまが黙っていると言うことは具体的に言えば、見捨てられているような状態である。祈りに答えてくださっていない。本当は神さまは祝福してくださるはずである。

詩篇22篇では、「しかし」と続いている。神さまはイスラエルの「賛美」を住まいとしておられる。本当は賛美する、祝福してくださる神さまなのに見捨てられている。

詩人の体の状態も大変なことになっている。それは、109:23~25あたりにまとまって出てきている。脂肪がなく、断食のためによろけている。同じように22:11~18あたりでも骨々がはずれたり、心がろうのように溶けたりしている。

また、着物の話も出てくる(109:19,29、22:18)。

両方の詩篇には悩む者、貧しい者という言い方が出てくる。最終的に神さまは悩む者、貧しい者の祈りを聞いて下さる。これは、主のなされたみわざである(109:16,21,27、22:31)。