Subject:
詩篇110篇の構造と研究課題
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2005/11/28 9:52
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇110篇の構造と研究課題を考えました。

【テーマ】
・敵を足台とするまでは右の座に着いていよ
・民は戦いの日に喜んで仕える
・主は御怒りの日に王たちを打ち砕かれる
・頭を高く上げられる

【構造】

A 1-2節 敵を治める 右の座に着いている
 B 3-4節 民 仕える 誓い 戦いの日
A 5-6節 王たち(頭)を打ち砕く 右にいます主 御怒りの日
 B 7節 主 頭を高く上げられる

【100文字文】

主は私の主に敵を足台とするまでは右の座に着いていよと仰せられた。主は誓い、そしてみこころを変えられない。主は王たち(かしら)を打ち砕かれる。そして、頭を高く上げられる。

【大切な節】
・1節 主は、私の主に仰せられる。「わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、私の右の座に着いていよ。」

【3キーワード】
・右
・かしら
・高く上げる

【研究課題】
・右の座に着いている、右にいます主という言い方が詩篇109篇にもあり、この詩篇にも2回繰り返されているので、興味深い。
・御怒りの日、戦いの日というのは並行している。
・道のほとりから水を飲むと言うことはどのようなことか?7節だけがあまりつながっているように見えない(頭を高く上げると言うことは6節の頭を打ち砕くと言うことに並行しているように見える)。

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