Subject:
詩篇111/112篇 隣人愛(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/12/06 21:03
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

詩篇111篇は「神を愛すること」、112篇は「隣人を愛する」ということで、両方
共に「愛する」ということがテーマであるので、隣人に対する愛について見ました。

「隣人を愛する」ということを聞くと、まず最初に思い浮かぶのは、レビ記19:
18に書かれている「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」という御言
葉ではないだろうか。この御言葉は、キリストが語られているように(マタイ
22:39他)、またご自分の命令としても与えてくださったように(ヨハネ 13:
34)、非常に大切な命令である。私たちはキリストに似たものになるために、自
分を捧げて隣人を愛することに努めなければならない。

自分を隣人のために捧げる、ということを私たちは求めているが、隣人とは具体
的に誰なのか、そして何をしなければならないのか。「隣人」とはただ単に隣に
住んでいる人ということではなく、聖書では色々な人々のことを指している。具
体的には、兄弟関係にある人々、親子関係にある人々、結婚関係にある人々、上
下関係にある人々、友情関係にある人々など様々である。これら色々な種類の愛
は、全て三位一体なる神の互いに愛し合っておられる性質から派生したものであ
る。神は全ての創造主であり、全ての模範であられるからである。

自分を隣人に捧げるとは、具体的には詩篇112遍に書かれているように、公正な
態度で生活し、情け深く人に貸す、他に友人に対して悪口を言わない(詩篇 15
篇参照)などを行うことである。しかし、自分を隣人に捧げるにしても、他のこ
とをするにしても、ます最初に行うことは、主に信頼して(詩篇112: 7)神の義
と御国を求めることである(マタイ6:33)。神を第一に求めないならば、何を
行っても最終的に祝福には至らず、神の御前に祝福を受けることが出来る働きと
はならない。私たちは神のために、神を模範として働くので、隣人を愛するので
ある。

-- CREC Mitaka Evangelical Church - MFK Shou Itou - Christian Homeschooler in Japan mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp