Subject:
詩篇111篇、、112篇「水曜日の聖書研究」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/12/07 10:40
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

112篇の6節の頭にキーがある。キーがあってもとくにこまることはない。
112篇は1-3節と4節、5-9節と10節の四つにわかれる。

111篇の構造よりも112篇のほうが構造が考えやすい。
112篇の4節は主は情け深く、あわれみ深いということを言っている。
1-3節と5-9節は「幸なことよ。」、「しあわせなことよ。」で始まっている。

4節は神様は情け深いという話をしていた。10節では悪者は滅びるということを言っている。
111篇の10節と112篇の1-3節が並行していることはわかっている。
111篇の10節の良い明察の良いということばはヘブル語ではトヴということばになっている。

112篇の9節はコリント人への手紙第二9章9節に引用されている。
8節の正しいと訳されていることばはヘブル語では直ということばである。
この直ということばは111篇の1節と112篇の2節、4節の直人と同じことばである。

与えるということばは111篇の5節と6節にあって、112篇の9節にもある。
4節の記念とするということばは覚えるということばで、112篇の6節と全く同じことばである。
5節の契約をとこしえに覚えるということばは似ているが、ちょっと形が違う。

112篇の5節のしあわせなことよという言い方はトヴで、10節の良い(トヴ)と同じことばである。
心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くしての思いは良い明察と同じことばだろう。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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