Subject: 詩篇111篇 112篇とのつながり |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/12/07 11:55 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 111篇と112篇それぞれのつながりを考えました。 ・AとD 111篇の1節と10節は正しい者による賛美というテーマで繋がっている。1節では 直ぐな人の集会で感謝しているが、10節では主を恐れる人が知恵を得、主への賛 美は永遠に続くということが言われている。 ・EとH 112:1-3と10節は正反対になっている。主を恐れるものはこの世で繁栄し、力を 得、祝福されるが、悪者は溶け去り、滅び失せる。 ・AとH 111:1と112:10では感謝と願いが対比されている。詩人は主に感謝して、賛美す るが、悪者の願いは滅び失せるのである。 ・DとE とてもよく似ているのが111:10と112:1-3である。10節では主を恐れることに よって知恵を得、主の賛美が永遠に堅く立つと言われているが、1-3では主を恐 れる者は祝福され、彼が永遠に堅く立つようになると言われている。 ・BとC 111篇の中心の2段落はみわざというテーマでつながっている。前半ではみわざの 偉大さ、すばらしさ、尊厳などが強調されていて、後半ではみわざによって食べ 物を与え、相続地を与えるということが言われている。 ・FとG 112篇の前半と後半の中心テーマは情け深いということである。4節では神が情け 深いということ、5-9では正しい者が情け深いということが言われている。 ・BとF この2つの箇所では光が与えられるということが並行している。また神がみわざ をなさってくださることは情け深いということであることも分かる。 ・CとG FとGのつながりと同じように、神が情け深くしてくださることに対して、そのあ われみを受けた者が他の人に情け深くしているということがテーマである。-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you!