Subject:
詩篇111篇と112篇の構造(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/12/08 11:48
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

111:4b-9と112:5-9はそれぞれ4つに分けることができ、並行しているということ
だったので、11:2-4aと112:1-3、または4節の構造とつながりを考えました。

■111篇

A 2 みわざは礼拝されるほど偉大
	B 3a みわざは光に満ちる
	B 3b 義は堅く立つ
A 4a みわざを覚えさせる

■112篇

・1-3

A 1 主を恐れる人は幸い
	B 2 力を得、祝福される
	B 3a 繁栄と富に満たされる
A 3b 義は堅く立つ

・4節

A 光を輝かす
	B 情け深く
	B あわれみ深く
A 正しい

■構造の説明

2-4aはみわざが民によって礼拝され、覚えられるに挟まれて、みわざと義が賛美
されているABBAの構造になっていると考えられる。

1-3は義を行うことは、主を恐れることであるという2つに挟まれて、主を恐れる
者の祝福があるというこれもABBAの構造である。

4節もABBAの構造になっている。光を輝かすということはみわざをなさることだ
ということを111:3との比較から考え、正しいということと対比した。そして真
ん中に主は情け深く、あわれみ深いということがある。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you!