Subject:
詩篇117篇 ローマ書
From:
"Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com>
Date:
2006/01/11 12:18
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇117篇の1節が引用されている”ローマ15章7-13節”を研究してみま
した。

■テーマ:

・お互いを受け入れる
・キリストが行われたこと
・割礼を受けた者
・先祖達への約束
・異邦人達について
・主のあわれみ
・御名をほめたたえる
・主の民とともに喜ぶ
・異邦人を治める

■引用箇所:

ローマ15章7-13節には、三つの箇所が引用されていて、一つは詩篇117
篇1節。そして、もう一つの箇所は、イザヤ11章10節の「エッサイの
根...」と言う箇所です。イザヤの11章において、イザヤはメサイアについ
て預言しています。その中で、メサイアは国々の民、つまり、異邦人からも賛美
され、彼らもメサイアを求めるということが言われています。そして、もう一つ
の引用箇所は、詩篇18篇です。

■詩篇117篇と違うところ:

詩篇117篇と違うところは、この箇所の中で、異邦人だけに、賛美するように
言っていますが、ローマ15章10節では、異邦人達に、”主の民とともに喜ぶ”
ように命じています。興味深いのは、詩篇18篇では反対に、詩人に、国々の中
で主をほめたたえるように、と命令していることです。因みに、詩篇117篇で
は、異邦人にのみ、主をほめたたえよ、と言っています。

■主のあわれみと異邦人:

詩篇117篇では、異邦人は、主の民に神様が行ってくださった恵み(まこと、
あわれみ)を賛美していますが、ローマ15章では、主のあわれみによって、異
邦人達が神様をあがめるようになる、と書かれています。これは、神様が先祖達
に与えられた約束を保証するためです(ローマ15章8節)。

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 Miwaza J. Kanno
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