Subject:
主の恵みはとこしえまで(こう)
From:
"Koh Aoki" <koh@arkios.co.jp>
Date:
2006/01/17 21:36
To:
"saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こうです。主の恵みはとこしえまでというフレーズを詩篇以外で見てみました。

●1歴16:34・41

主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。

彼らとともにヘマン、エドトン、その他、はっきりと名の示された者で、選ばれた者たちを置き、主をほめたたえさせた。「まことに主の恵みは、とこしえまで。」

・これはダビデがダビデの町に契約の箱を運び上ったあとに選ばれた者たちによって賛美したものである。

●2歴5:13

ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と主に向かって賛美した。そのとき、その宮、すなわち主の宮は雲で満ちた。

・これはソロモンの神殿が完成し、契約の箱がその中に置かれたときに歌うたいたちが歌ったものである。

●2歴7:3・6

イスラエル人はみな、火が下り、主の栄光がこの宮の上に現われたのを見て、ひざをかがめて顔を地面の敷石につけ、伏し拝んで、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と主をほめたたえた。

祭司たちは、その務めに従って立ち、レビ人も、主の楽を奏する楽器を手にして立っていた。これは、ダビデ王が作ったものであり、ダビデが彼らの奏楽によって賛美したとき、「主の恵みはとこしえまで。」と主をほめたたえるための楽器であった。また、祭司たちは、彼らの前でラッパを吹き鳴らしており、全イスラエルは起立していた。

・これは主の栄光が主の宮に満ちたときに民と祭司たちとレビ人たちが主を賛美したところである。

●2歴20:21

それから、彼は民と相談し、主に向かって歌う者たち、聖なる飾り物を着けて賛美する者たちを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう歌うためであった。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」

・ここはモアブとアモン人がユダを攻めてきたとき、ヨシャパテが賛美するものたちを決めて、彼らに軍の前で賛美させるところである。

●エズ3:11

そして、彼らは主を賛美し、感謝しながら、互いに、「主はいつくしみ深い。その恵みはとこしえまでもイスラエルに。」と歌い合った。こうして、主の宮の礎が据えられたので、民はみな、主を賛美して大声で喜び叫んだ。

・ここはエズラの時に主の宮の礎が再建された時のことである。

●エレ33:11

楽しみの声と喜びの声、花婿の声と花嫁の声、『万軍の主に感謝せよ。主はいつくしみ深く、その恵みはとこしえまで。』と言って、主の宮に感謝のいけにえを携えて来る人たちの声が再び聞こえる。それは、わたしがこの国の捕われ人を帰らせ、初めのようにするからである。」と主は仰せられる。

・ここは主がイスラエルのとらわれ人を帰すとき、賛美の声が聞こえると主が仰せられるとエレミヤが預言しているところである。

以上です。


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Koh Aoki 青木 光
koh@arkios.co.jp
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