Subject:
詩篇120篇の構造と研究課題
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2006/01/30 10:20
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇120篇の構造と研究課題を考えました。

【テーマ】
・苦しみの時に呼ぶと答えて下さる
・悪い口から救って下さい
・欺きの舌に何が与えられるのか
・平和→戦い

【構造】

A 1節 苦しみの時 呼ぶ→答える
 B 2節 偽りの口から救って下さい
 B 3~4節 偽りの口に何が与えられるのか
A 5~7節 寄留していた時 平和→戦い

【研究課題】
・都上りの詩篇に入ったので、そこで並行していると言われている詩篇と一緒に
見る(例:121篇と…)。
・平和を求めて、戦いになってしまったストーリーを探す(例:荒野のイスラエ
ルとエドム人)。
・悪者が偽りのくちびる、欺きの舌を持って攻撃しているストーリーを探す(例
:ラブ・シャケとヒゼキヤのストーリー)。
・口に燃える炭火とは、イザヤ書6章(6節)を思い出す。

【5つの問い】
・なぜ苦しんでいるのか?
・なぜ悪者は欺きの舌、偽りのくちびるをもって攻撃してくるのか?
・なぜ悪い口には矢が与えられるのか?
・なぜ他の地に寄留しているのか?
・なぜ悪者は戦いばかりを望むのか?

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