Subject: 詩篇120篇 問いと400字答え |
From: "Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com> |
Date: 2006/01/31 13:16 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
みーちゃんです。 昨日みんなで考えた問いの一つである、「何を苦しんでいるのか?」というもの に、400字ぐらいで答えてみました。 ■問い: 詩人は詩篇120篇の中で、何を苦しんでいるのか? ■答え: 詩篇120篇は、苦しみのうちに詩人は主に呼ばわると、主は答えてくださった ということろから始まります(1)。その苦しみ(1)とは、敵の偽りの舌 (2.3)です。つまり、口の攻撃と言うことです。なぜ、この攻撃にあっている のか?それは、詩人は、哀れなことに(5)、敵の間に寄留しているからです。 その敵たちは6節に書かれているように、平和を憎む者達です。 では、この平和を憎む者達(6)、詩人の敵は、どのようにして、偽りの舌を使 い、詩人を攻撃してくるかというと、詩人が平和を語る(7)、つまり、「シャ ローム(7)」と言うと、彼らは、「シャローム(平和)」の全く反対である、 「戦い」を仕掛けてくる(7)、と言うことです。これが、敵の偽りであり、欺 きです(2.3)。 なぜ、都上りの歌の中で、詩人が敵の間に宿営し、敵の天幕で暮らしているの か、ということはまだ不明ですが、詩人の苦しみというのは、敵の間にいて、彼 らに口の攻撃を受けている、ということだというのが、今のところ分かっている ところです。 -------------------------------------- Miwaza J. Kanno miwaza@miwaza.com http://miwaza.com God be with you :) --------------------------------------