Subject: 詩篇120篇 ケダル(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2006/01/31 13:27 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 ケダルとはどのような場所なのか研究しました。 メシェクはヤペテの子孫であったが、ケダルはイシュマエルの子孫のようであ る。イシュマエルには12人の息子がいたが、その次男がケダルである (創世記 25:13、第1歴代誌1:29)。それでメシェクと同じように異邦人であることが分かる。 「ケダルの天幕」という言い方は120篇の他にもう1箇所ある。それは雅歌1:5で ある。そこで、王に愛された女性は、自分が「ケダルの天幕のように、ソロモン の幕のように、黒いけれども美しい」者であると言っている。ここから分かるの は、ケダルの天幕が黒かったということであるが、120篇との直接的のつながり は分からない。 預言書の中でさばかれている異邦人のひとつにケダルも含まれている。イザヤ書 21:16, 17では、アラビヤに対する宣告の中で、ケダルの栄光は1年のうちに滅ぼ されると預言されている。エレミヤ書49:28では、ハツォルと共にバビロンに よってさばかれ、立ち上がることができないほどになると言われている。しか し、イザヤ書42:11で新しい歌を歌うようにと呼びかけられ、イザヤ書60:7で言 われているように、もう一度集められ、主によってご自分の民となることになった。 このようにケダルについて言及されている箇所を読むと、この場所はイシュマエ ルに属する異邦人であり、主によって徹底的にさばかれる者であるということが 分かる。-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34