Subject:
詩篇120篇 対比(将)
From:
Shou Itou
Date:
2006/01/31 21:04
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

詩篇120篇の詩篇18篇との対比を見ました。

●120篇1節

18篇3節 ほめたたえられる方、この【主】を呼び求めると、私は、敵から救わ
れる。

  * この箇所はとても似ている。詩篇120篇では、主の答えの内容が書かれて
いないが、ここではそれがはっきりと書かれている。

6節 私は苦しみの中に【主】を呼び求め、助けを求めてわが神に叫んだ。主は
その宮で私の声を聞かれ、御前に助けを求めた私の叫びは、御耳に届いた。

  * この節もとても似ている箇所である。120篇では抽象的に「苦しみ」と書
かれていることが、18篇を見ると具体的に分かる。すなわち、18篇4- 5節にある
ように、それは死に瀕するという苦しみであった。

16-17節主は、いと高き所から御手を伸べて私を捕らえ、私を大水から引き上げ
られた。主は私の強い敵と、私を憎む者とから私を救い出された。彼らは私より
強かったから。

19-20節主は私を広い所に連れ出し、私を助け出された。主が私を喜びとされた
から。【主】は私の義にしたがって私に報い、私の手のきよさにしたがって私に
償いをされた。

41節 彼らが叫んでも、救う者はなかった。【主】に叫んでも、答えはなかった。

  * この箇所は正反対の箇所である。サタンのしもべとして、偽りの唇と欺
きの舌を用いて悪事を働いている人々は、全てを支配しておられる主から拒絶さ
れ、そして滅び去ってしまう。主を信じるものは、それを見て主を讃美するよう
になる。

48節 神は、私の敵から私を助け出される方。まことに、あなたは私に立ち向か
う者から私を引き上げ、暴虐の者から私を救い出されます。

●2節

21節 私は【主】の道を守り、私の神に対して悪を行わなかった。

  * 詩篇120篇では、サタンのしもべである詩人の敵たちが悪を行っており、
争いを好んでいる。詩人は彼らに対して平和を求めている。悪者たちは詩人に対
して悪を行っているが、これはすなわち神ご自身に対して悪を行っていることで
ある。この節では、詩人が彼らのようにならないことを告白している。

●3-4節

8節 煙は鼻から立ち上り、その口から出る火はむさぼり食い、炭火は主から燃
え上がった。

  * 18篇において、炭火の裁きは主が間接的に与えておられる裁きである。
悪者に対して裁きは遅かれ早かれ必ず与えられる。ここでは、主が来られる全長
として書かれている。

14節 主は、矢を放って彼らを散らし、すさまじいいなずまで彼らをかき乱された。

  * 主は時に、ご自分の民のために、ご自身で民を苦しめている者たちに裁
きをお与えになることがある。主は栄光の雲に乗ってこの世に来られ、この地を
回って裁きを行われる。この裁きが行われたのは出エジプトの直前であった。主
は民を苦しめていたエジプトを懲らしめるために、ご自分で出て行かれて、エジ
プトの初子を滅ぼされた。

[途中です]

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