こんにちは、+イトウショウです。
「まどろむ」という言葉について見ました。
[日本語] "微睡む" しばらくとろとろ眠ること、少しの間眠る
[英語] "slumber" うとうとする、無為に過ごす、忘れる
[ヘブル語] "nuwm" to be drowsy, slumber (drowsy=眠そうな、活気のない、緩慢な)
この言葉は聖書の中でほとんど使われておらず、Strong's
Numbersで検索すると詩篇121篇を除いて4箇所しかない。({}が付いているのが言葉)
●詩篇76:5
剛胆な者らは略奪に会い、
彼らは全く{
眠りこけました}。
勇士たちはだれも、
手の施しようがありませんでした。
●イザヤ書5:27
その中には、疲れる者もなく、つまずく者もない。
それは{
まどろまず}、眠らず、
その腰の帯は解けず、
くつひもも切れない。
●イザヤ書56:10
見張り人はみな目が見えず、知ることがない。
彼らはみな口のきけない犬、
ほえることもできない。
あえいで、横になり、{
眠り}をむさぼる。
●ナホム書3:18
アッシリヤの王よ。
あなたの牧者たちは{
眠り}、
あなたの貴人たちは寝込んでいる。
あなたの民は山々の上に散らされ、
だれも集める者はいない。
そのほかに日本語で検索すると、下記の箇所が検索にかかった。
●ヨブ記33:15
夜の幻と、夢の中で、
または深い眠りが人々を襲うとき、
あるいは寝床の上で
まどろむとき、
●詩篇132:4
私の目に眠りを与えません。
私のまぶたに
まどろみをも。
●箴言6:4
あなたの目を眠らせず、
あなたのまぶたを
まどろませず、
●箴言6:10, 24:33
しばらく眠り、しばらく
まどろみ、
しばらく手をこまねいて、また休む。
このように観察していると、この「まどろむ」という言葉は否定的な意味で使われているのがほとんどである。ここまでで1つだけ気づくことは、詩篇121篇
の箇所だけが神ご自身について使われていることである。
ちなみに、日本語で検索に引っかかった箇所は全て同じヘブル語である。しかも、このヘブル語は上にある4つの箇所にあるヘブル語から派生したものである。
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CREC Mitaka Evangelical Church - MFK
Shou Itou - Christian Homeschooler in Japan
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