Subject:
詩篇121篇 行くにも帰るにも(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/02/08 12:36
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

「行くにも帰るにも」とは、どこに行って帰ってくるのか。どのような時なのか
を考えるために、The Treasury of Scripture Knowledge (クロスリファレンス
のひとつ)を見て考えました。

■申命記28:6, 19

この箇所は申命記の最後で、主からの祝福とのろいの宣言である。神は命令を守
る者たちには祝福、命令を守らない者には大きなのろいを与えられると約束され
るが、その中に入る時も出る時も祝福、またはのろわれるとある。

■第2サムエル記5:2

ここで「動かす」ということは、行くにも帰るにもというように訳せる言い方で
ある。ダビデはサウルが王であった時代にもイスラエルを牧していた。それはイ
スラエルが行くのも帰るのも導くということである。この箇所から、行くにも帰
るにもとは民を牧すという意味であるということが言える。

■エズラ記8:21, 31

この箇所で「道中」と訳されている言葉は、行くにも帰るにもという意味であ
る。ここでエズラは王に願い、自分の故郷、つまりエルサレムに戻りたいと願
う。その時に神は行く道と帰る道を守ってくださるので、王に軍による護衛を求
めない。主はエズラが信じた通りに民を守ってくださったので、無事に戻ってく
ることができた。

■箴言2:8

主を恐れて、父の命令を守るなら、主が知恵を与えてくださる。そうすると行く
道も帰る道もそれることなく、正義を歩むことができる。それによって悪者から
も守られる。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34