Subject:
詩篇125篇の構造と研究課題
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2006/03/06 10:36
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇125篇の構造と研究課題を考えました。

【テーマ】
・主に信頼する人々はシオンの山のよう
・主は御民をとこしえまでも囲まれる
・主は曲がった道にそれる者どもを連れ去られる
・イスラエルの上に平和があるように

【構造】

A 1-2節 主は御民をとこしえまでも囲まれる→平和
 B 3節 ×:悪の杖→正しい者 正しい者→不正
 B 4-5a節 ◎:いつくしみ→直ぐな人 悪者→連れ去る
A 5b節 イスラエルの上に平和があるように

*1~2が5bを指していないなら、この構造はほとんど成り立たなくなってし
まう。

【研究課題】
・「イスラエルの上に平和があるように」という言い方は、詩篇128篇と同じ
なので、比較してみる。
・都上りの詩篇のつながりを見てみる。

【問い】

・なぜ主に信頼する人々をシオンの山にたとえるのか?
・なぜあえてシオンの山にたとえるのか?他の山ではいけないのか?
・悪の杖とは具体的に何か?
・曲がった道にそれる者どもはどこに連れ去られるのか?
・なぜ正しい者を、わざわざ、心の直ぐな人、善良な人々などと言うのか?

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