Subject: 詩篇125篇 つながり(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2006/03/07 12:41 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 詩篇125篇全体のテーマ、つながりを考えました。 A 1 主に信頼する者は、シオンの山、とこしえ B 2 主は、エルサレムを囲む山々、とこしえ B 3a 悪人が、義人の上に、置かない A 3b 義人が、不正に、手を伸ばさない C 4a 良くしたまえ、良い者に D 4b 心の直ぐな者 D 5a 曲がった道にそれる者 C 5b 連れ去りたまえ、不正者を X 5c イスラエルの上に平和があるように この詩篇は大きく2つに分けることができ、それぞれがABBA、CDDCの構造になっ ている。構造を考える時に最後の「イスラエルの上に平和があるように」という 言い方は、パウロの手紙の中で最初と最後にある決まった挨拶として使われてい たので、ハレルヤなどの言い方と同じものとして考えた。 後半がCDDCの構造になっていることは明らかである。ヘブル語を見れば分かるよ うに、4aと5bの最初には神がなさってくださることがあり、その対象者が書かれ ている。4bと5aは真っ直ぐな者と、曲がった者という対比になっている。 前半もよく読むならそんなに難しくはない。Aでは、主に信頼する者を神が守 る、また義人が手を伸ばさないように守るということがあり、Bでは、主がエル サレムを守る、また正しい者の受け継ぐ地を守るということがある。 前半の中心は山のようにしてくださるということであり、後半の中心は道を守っ てくださるということである。前半では神がどのようなことをなしてくださるの かが強調されていて、後半では、正しい者、悪い者が実際にどのようなことをし ているのかが書かれていると考えられる。-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34