Subject:
詩篇125篇「金曜日の聖書研究」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/03/10 10:50
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

■全体のながれ

  都が祝福されるということは、都が平和であるということにおいて一番よくあ
らわされる。
  山はゆるがないということの象徴で使われる。
  信仰があれば、山を動かすことができるという箇所もある。
  神様を信じる人は、シオンの山のようにゆるぐことはないというのが125篇
の出だしである。
  山々がシオンを囲んでいるので、敵に攻撃されにくい。
  主に信頼する人はゆるがないというのと、悪の杖が正しい者を攻撃しない、正
しいものが手を出さないということは並行している。
  「ない」ということばはヘブル語ではローということばであって、1篇にたく
さん出てくる。
  4節は善には善で、5節は悪には悪ということが言われている。
  5節に出てくる曲がった道にそれる者とは、イスラエルの中の悪者ということ
である。
  前半は外にいる異邦人の敵を言っていると考えることができる。
  125篇の結論は「イスラエルの上に平和があるように」ということになる。

■構造分析

  構造を考えるときにイスラエルの上に平和があるようにという言い方を別にし
て考えた。
  128篇にも同じ言い方があって、128篇の中でこのことについて考えた。
  結局、「イスラエルの上に平和があるように」というのは挨拶のようなもので
はないかと考えた。
  125篇を読めば、1-3節と4-5節の二つにわかれることはわかる。
  前半も、後半も、ABBAになっている。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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