Subject:
詩篇127篇 むなしいこと(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2006/03/22 11:43
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇127篇の前半で強調されているテーマは、主によってなされなければすべて
がむなしいということである。このむなしいというテーマで有名なのはソロモン
によって書かれた伝道者の書なので、つながっている箇所を考えました。

この書物の著者ソロモンは最初に「空の空」であると言う。何が食うであるかと
いうこと、「苦労する」ことである。苦労して家を建て、町を守ることはむなし
いのである。

2章には、ソロモンがどのような苦労をしたのかが書かれている。彼はこの世で
の人生を楽しむために家を建て、奴隷を集め、宝を集めたが、それらはすべてむ
なしい。その労苦のために夜も休むことはできなかった。すべてのことがむなし
いのは、すべての人間はどんなに労苦をしても同じように死ぬためである。その
ような中でソロモンは、すべて神によらなければむなしいことを知ったのである。

ソロモンが悟ったことが3章に続けて書かれている。すべてのことが昔から繰り
返されていることを知った時に、彼は神のみこころがすばらしいこと、人が労苦
の中でも楽しむことが喜びであること、主を恐れなければならないことを悟った
のである。また、すべての人が同じように死ぬだけでなく、獣とも同じであるこ
とを知ったのである。

生きている間労苦しなければならないということはむなしいということが4章に
書かれている。またひとりでなく、ふたりで労苦をするなら、戦い抜くことはで
きるとも言っている。

-- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com O give thanks unto the LORD; for he is good; for his mercy endureth for ever. 1 Chronicles 16:34