Subject:
詩篇127篇「木曜日の聖書研究」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2006/03/23 11:21
To:
saiwainet

+ちゃんくんです。

■128篇とのつながり

  127篇は128篇とつながっていて、いっしょに見たくなる。
  しかし、128篇をまず学ばなければ、127篇とのつながりを見ることはで
きない。

■詩篇127篇の構造

  127篇の1節は完全に並行している。
  2節の愛する者ということばは、エディデヤという名前である。
  2節は眠っている間に備えるというよりは、眠りを与えてくださるということ
である。
  ルツ記の中で、ボアズは勇士といわれている。
  子どもをいっぱいいるということは、祝福の象徴である。
  子どもがいるとなぜ、恥を見ることにならないのかということであった。
  このことについての答えはまだわからない。
  主が愛してくださるものとは、主を恐れるもののことである。
  主を恐れる者は家を建てるとき、町を守るときにもむなしくない。

■辛苦の糧(127篇2節)

  2節の辛苦の糧ということばは創世記3章のアダムとエバについてののろいの
箇所にある。
  創世記5章29節にも、ノアについて辛苦という同じことばがつかわれている。
  もともと辛苦の状態にあったものに、休みを与えるというのが、慰めである。
  家を建てることも、町を守ることも、もともとはアダムに与えられた役目で
あった。

■ソロモンによる

  127篇にはソロモンによるということが題の所に書かれている。
  ソロモンによるといわれる理由はいくつかある。
  むなしいということばがくり返されるときに、伝道者の書を思い出す。
  家を建てるというときには、神殿を建てたことを思い出す。
  また、ソロモンはエディデヤという名前である。(エディデヤ=愛する者)
  ソロモンが127篇を書いたかどうかはわからないが、ソロモンを思い出さな
ければならない。

■第二サムエル記7章

  この箇所の中で、ダビデは安息を与えられたときに、神様の家を建てることを
求める。

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+審也@カンノファミリー
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